宮崎市内にある宮崎商業高校では、運動部と文化部が盛んに活動している。同校に在籍する生徒の9割以上が部活動に所属し、日々仲間と切磋琢磨。それぞれが全国レベルで活躍している。弓道部も、その一つだ。宮崎県内、さらには九州地方で強豪として知られ、2024年には全国弓道大会で2連覇を達成。現在、総勢28人の部員が「克己弓道」の言葉のもと文武両道に励んでいる。
2024年8月、宮崎県内を台風10号が襲った。その影響で竜巻とみられる突風が発生し、1200棟の住宅が半壊や一部損壊の被害を受けた。そして、宮崎商業高校では弓道場が被災。屋根や壁の一部が吹き飛ばされ、雨や瓦礫が吹き込んだことで弓に傷がついたという。
「道場の屋根が一部なくなってしまい、水が入り込んで床も水浸しになりました。その屋根がなくなった影響で使えない弓が何本か出てきて、台風被害を受けたあとはしばらく、確か2週間ほど部活動ができない状態でした」
宮崎商業高校弓道部は青春を取り戻すため、ANYTEAMに望みをかけたという。
「台風で道場や弓に被害を受けた後、ANYTEAMでクラウドファンディングのサイトを立ち上げました。私たちの保護者や宮商弓道部の卒業生、私たちの部活を知ってくれていた県外の方など、たくさんの方々に支援をしていただきました」
「私たちは台風で大きな被害を受けて、部活動がどうなってしまうのかと不安でしたが、ANYTEAMを通じて、いろいろな方が支援をしてくださり、本当にありがたかったです。私たちが今、弓道をできているのは、そういった方々のおかげなので、本当に感謝の気持ちでいっぱいです」
この春よりANYTEAMがアプリ化され、新機能が備わった。これまでのドネーション、クラウドファンディングに、メッセージのやり取りや動画・写真の共有、スケジュール管理などの機能を追加。紙の資料を配布していた宮崎商業高校弓道部にとって、革新的なことだったという。
「カレンダーを使って出欠確認を取ったり、試合の資料は紙で見ていたりしました。それらが、ANYTEAMのアプリを使ってスマホで見れるようになり、すごく楽になりました。前までは部長が色々と回したりしていたんですが、今は自分で確認することができるので、部長・副部長だけでなく、部員全員が部のことを把握できています」
さらに、嬉しい瞬間の共有がチームの結束を強めているようだ。
「私たちは試合前に5人で4本ずつ弓を引いて、20本のうちの的中記録を書いて記録しているんです。20本中16本が的中したときは、『おめでとう』という意味で、部員に、その写真を共有してメンバーの意識を高めています。私たちは的中の良かったときの写真をアップ、共有したりでANYTEAMは重宝していますね」
宮崎商業弓道部はANYTEAMでの支援を受けて、応援してくれる方々への感謝の気持ちが高まった。その想いが人を育て、さらに強くするだろう。
「ANYTEAMの機能を活用して、すごく楽になりましたし、支援を受けて、道具や道場を大切に思う気持ちがより一層高まりました。自分の物だけじゃなく、すべてを大切にしようと思います。これからも感謝の気持ちを持って部活に取り組んでいきます」